転職を視野に農家の勉強.09

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2022年11月06日【みんなのはたけ 下島農園】

第1畝の苗植え作業。

第1畝に「春キャベツ」と「春ブロッコリー」を植えました。
作業内容に関しては他の苗と同じ工程を踏んで植える事になります。

①空けた分の土は使うので捨てないで取っておく
②空けた穴に苗をあてがって深さを見る(イチゴは浅め)
③あけた穴には十分水をやる(土の質にもよるかもしれません)
④苗を入れる時は苗の茎の根元をチョキで挟み、裏返してポットから出す
⑤苗を穴に植えたらさっき取り出した土を、苗と土の間に入れ込み鎮圧する
⑥苗の横から水をたっぷり上げる

この後に、防虫ネットをかぶせるわけですが、苺にはかけなくてよいとの事で、畝の半分だけに防虫ネットを掛けました。

第2畝の葉物野菜に追肥作業

10月4日に「ミニキャベツ」10月16日に「玉レタス」と「茎ブロッコリー」を植えた2番畝に追肥をする事になりました。植えてから3・4週間ほど経っていますので、ちょうどいい頃だそうです。今回は『追肥』の作業方法と知識を学ばせてもらいましたので、話させてもらいます。

「鶏糞」20ccを、植えた苗の間に施す

①シャベルを持ってきて、苗から少し離れたところにシャベルを突き刺し左右に振る
②シャベルを刺したまま、土を引き裂き隙間を作る。シャベルは抜かない
③隙間に20ccの『鶏糞』を入れ込む。注)害虫の餌になるので周囲にこぼさない
④上から土をかけて漏れないようにする。
⑤最後に水をたっぷりかけておく

『追肥』の知識講座

・苗から離して追肥をするのは、根っこに関係しています。根は下の方で周囲に十分広がる方が、強くて丈夫な野菜に育つとの事。その為、少し離れた所に施すことで、根がそこまで伸びて栄養を求める様にしているそうです。なので、今回「茎ブロッコリー」は茎から20cm離れたところに2ヶ所施しました。

・鶏糞を施した理由は、有機肥料の割には『即効性』があるからだそうです。鶏のエサには、卵の殻も使われていて、カルシウムも若干含まれている事から、有能な肥料に分類されているため、今回追肥に使用しました。

害虫被害に合ったミニキャベツ比較

ミニキャベツの1つに害虫被害があり、「特性トウガラシ液」を掛けて対処してから1週間経ちました。(現:11月6日)効果があったのかどうかは分かりませんが、現在はこんな状態です。左が害虫被害に合ったモノ、右が被害に合っていない順調とされるモノです。右は綺麗に巻いていますね。

これが先週(10月30日)の状態のモノです。配置関係は同じです。この時にトウガラシ液を全体にかけました。どう思いますか?素人の目だと、何とか効果出て再生しているのかなと思いますが、アドバイザーさんの反応は微妙でした。洗えばまぁ食べれるそうです。

第3畝の観察記録

第3畝にの野菜は、ミズナ以外順調に育っています。「チンゲンサイ」に至っては、もう少し大きくなったら採って食べてもいいとの事でした。それと、「カブ」が良い色で大きくなってきていました。どれくらい大きくなるか分かりませんが、なんとか育ってくれて嬉しいです。

ダイコンの葉の中心に、小さな黒い幼虫を発見しましたので、取り除いておきました。危ない所でした。

まとめ・感想

今回は、『追肥』の方法を学ばせてもらいました。今後は、寒くなってきた辺りで防虫ネットの上にビニールをかぶせて温度が下がり過ぎるのを防ぐ処置をするそうです。大体、植物が好きなのは15度との事です。それと、チンゲンサイが採れたら、また種を植えて育てても良いそうです。なんかすごいなと思いました。
現在育てている野菜が全て採れたら、今度は『残渣の処分』や『土の還元消毒』なども学ばせてもらいます。その事で、1周回った一連の農作業内容が、全てこなされる事になります。これは大きな経験であり、大きな一歩だと思います。とはいえ、まだまだ歩き出したばかりですし、農家の将来についても明るい話は、残念ながら得られていません。農家の情報を収集しつつ、知識や経験も取り込み、脱サラ・農家転職の足掛けにしたいと思います。応援してください。

 

続く。

 

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