2022年10月22日【みんなのはたけ 下島農園】
第1畝作り。
遂に、畝作りを教えてもらいます。素人が作ろうと思えば出来ますが、ポイントや注意点があると思うので、そういう所を積極的に学習していこうと思います。畝やマルチシートは、欠点も有れど、それに勝る利点も沢山ある様なので、今後農業を本格的に始める場合も、大いに活用する事になると思います。では、畝作りを始めていきます。
畝を造る場所の土を耕す
まずは土を耕すのですが、その前に、作る畝の幅で目印をつけた紐を、畑の端に張ります。
目印を張ったら、そこを基準に溝を掘り、土を中心に寄せながら耕していきます。この時に、空気を含ませる様に耕すと、微生物の活性と、苗の成長に良い影響を与えます。(*1)参考書籍『図解 土づくり タネまき 植え付け(著者:ワン・パブリッシング編集部)』と『おいしい野菜がたくさんできる! 土・肥料の作り方・使い方(著者:柴田一)』によりますと、鍬の長さ、20cm以上掘ってしまうと、メタンガスを発生させる微生物が地上に出てきて、苗の成長を阻害してしまうそうです。奥が深いですね。
耕した後は、ゼオライトを定量を入れて混ぜ込みました。土質改良肥料として混ぜ込みます。あまり多いと悪さをするそうなので、量をしっかり守って丁寧に混ぜ込みます。肥料にも特性があり、多ければいいという分けでは無い様です。
型をはめて畝の全体盛りをする
最終的には畝にマルチビニールを張りますので、ある程度形の整った畝を造る必要があります。畝の枠は準備してくれてありました。流石、資材や道具がすべて揃っていますね。こういう所が素人には凄く有難いのです。アドバイザーさんも丁寧に教えてくれるうえに、一緒に手伝ってくれます。有難いです。
簡単そうに見えて、結構大変でした。溝を上手に作らなければ、木の枠が真っすぐはめられないうえに、2つ重ねた時にしっかり四角になりません。隙間が出来てしまいます。そこまで気にする程に、型が悪いわけではないとの事で、いいにしました。木枠以外にもっと手軽に出来る方法が何かないか考えてみたいと思います。
育てる作物に適した肥料をまく
この後に、木枠を外して山を均します。そしてここには左1/3に「苺」、右2/3に「キャベツ・ブロッコリー」を植える予定なので、2/3を境に、肥料の量と種類を変えます。植物によって適度な量がしっかりあるんですね。
用意してくれている肥料は、「牛糞」「鶏糞」「豚糞」「油粕」でした。ひしゃくと計量カップで計り、指定量を指定区域にまき、混ぜ込んでいきます。
マルチビニールシートを施す
もちろん、マルチ用ビニールも用意してくれています。これを1m引き出し、はさみで切ります。
マルチシートは防虫ネットと同じで、2人でやるとうまく行きます。2人でやる場合、お互いに両端でシートを持ち、対角線上に突っ張って留め具で『畝にナナメに刺して』止めます。そのあとに反対側も止め、しっかりシートを張りながら、周囲を土で埋めます。
マルチシート畝の完成!
人生で初めて畝を作る事に成功しました。アドバイザーさんには沢山手伝ってもらいましたし、肥料など専門的なことは全部教えてもらっただけですが、何とか形は出来ました。これで2週間ほど土を寝かし、微生物が活発になるまで待ちます。今後は肥料成分の量の理由など突き詰めて勉強していきたいと思います。
今回の作業はここで終わりです、今後ここに新しく苗を植えます。上手く育つと良いのですが。最後まで見ていただきありがとうございました。今後も応援お願いします。
続く。
コメント