頭はあたま悪いと思う

体験雑談

頭は司令塔

頭はモノを考え、判断して、実行する体の大事な部分です。中枢と言ってもよく、全ての事柄は頭で弾き出した答えが決定権を持ちます。ただし、欲望なども脳から出ていて、それを自制するために動いているのも頭です。なんだか自分で自分と戦っているみたいですね。そんな頭ですが、個人的には「頭ってあたま悪いな」って思う事がたまにあります。

生活習慣を理解しない頭

「今日は夜勤」といくら理解してても、頭は昼間に睡眠をしっかりとってくれません。こちらがどんなにお膳立てしても、全く寝る気が無いのです。そのくせ実際に夜勤になり、勤務後半になると、眠気が襲ってきたりします。こちらからすると「昼間寝てよ!」と思うわけですよね。あんだけ時間作って目をつむってあげたのに寝ないで、今眠くなるってどういう事?夜勤ですって何度も何度も理解させたのに、寝ないでいてこの有様です。

お構いなく出てくる空腹

「寝起きでお腹空かないや」というわけで出勤すると、朝礼後に空腹になります。「いや、朝起きて出勤まで1時間あってでしょ!」と思うわけですよ。なんで食べれる時に食べないで食べれない時にお腹すくのか不思議でしょうがないです。自分の精神の中に赤ちゃんでも育てていて、わがまま放題言われている気分です。だからお腹が空いてなくても無理やりぶち込んだりします。そんな事ばっかりしているからご飯食べるのが嫌いになるのです。いい加減にしていただきたいです

準備出来次第好き勝手に合図

「トイレ今はいいや」と、行くチャンスのある時に全く行きたくならずに、行けない時に行きたくなるのは何なんでしょうね。それが便意なら最悪です。下痢に限らず、通常の場合もそうです。ずっと我慢していると、いつの間にか便意は無くなりますね。しかしお腹には違和感があります。終業後に出せる時になっても出ないです。便は腸内に留まっていれば居るほど水分が抜かれ固くなります。出にくくなります。そのあと苦労して出す羽目になるのが毎回憂鬱なんです。いける時に出してもらいたい。

自律神経と脳

私達の体は自律神経によって「オートメーション」で生命維持しています。腸内運動や食べ物の消化など、とても沢山の仕事が日夜行われているわけです。それらがもし「マニュアル」になったら、人間程度の脳ではオーバーヒートしてしまうでしょう。だから交感神経や副交感神経で制御されています。無意識のうちに生命活動が維持できているのはその為ですね。上記に挙げた私の”脳への苦情”はこの自律神経のオートメーションの弊害と言っても良いかもしれません。変則的な事には対応できないのでしょう。本人は勤務日程も生活変化も全て理解しているつもりでも、制御関係にそれが「反映」されることはないのです。無理がたたり、「影響」される事はあるんですけどね。

こちらが気づくしかない

例えば、私は夜勤明けに強烈な倦怠感と、夜勤休み明け日勤で激しい頭痛に襲われる事がありました。原因が全く分からず、10年苦しみ続けました。その間に出来る事は何でもやりました。日勤出勤前に太陽の光を見たり、コーヒーを飲んで目を覚ましてみたり。7時間睡眠を取る為に、睡眠薬や就寝時間を計画通りにしたり。日勤の休憩にご飯を食べたり。色んな実験をしましたが全く効果が無かったです。しかし10年目のある日、たまたま、深夜2時に休憩が貰えるラインに就きました。そこで休憩中に高カロリーの栄養補助食品を摂取したところ、日勤で一切の頭痛がなくなりました。要するに、栄養不足だったのでしょう。「いや、言ってよ」って話です。10年かかりました。ずっと苦しんでました。まさかそんな単純な事だとは夢にも思いません。頭や自律神経は、日夜勝手に制御してくれていて、情報は一切くれず、こちらの生活形態には対応してくれません。こちらが気づくしかないのです。

何故そんな仕組みか

信用されていないから、でしょうね。空腹で栄養不足で生命の危機でも、「空腹感」のムチを与え、「満腹感」のアメを与えなければ、人はそんな面倒くさい食事などしないでしょう。「眠気」のムチと「スッキリ」のアメを与えなければ、人間はそんなめんどくさい睡眠などとらないでしょう。どちらも生命維持には必要不可欠な行為です。しかし野放しにすれば人間は絶対にそれらの行為を行わないので、自律神経という絶対的なモノに「オートメーション」と言う名の「強制生命維持指導」をされているわけです。もし未来でこの自律神経を「半マニュアル」に出来て、食事や睡眠や排尿を思い通りに出来る様になったら便利ですね。多分数人はルールを守らず生命活動が終わると思いますが。

 

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