デモ行進
日本ではあまり見ませんが、海外では政府の不満に対して、市民がデモを起こしたりします。最初は正しいデモ行進なのですが、だんだんと悪い方向に行ってしまい、そこを政府に取り上げられ、大義名分を得た政府側が鎮圧してしまいます。海外のデモを見ていると、大体がこのパターンで終わっている様に見えます。
市民デモ行進の穴
市民の起こすデモ行進では、発生から数時間経つと、どうしても「過激派」が出てきてしまいます。店を襲撃したり、けいさつに攻撃したりする人達です。すると政府は「待ってました!」と言わんばかりに、その一部を「犯罪者」と称して武力鎮圧をしようとします。ニュースを見ている第三者国の人間も、ピックアップされた過激派の市民を見て「やり過ぎだよ」という印象を持ってしまいます。ここまで来れば、もう武力鎮圧する政府は、なんの躊躇もなく、武力を展開できてしまいます。そして「逆賊」とまで言われてしまう程に暴れ、解散させられます。一部の過激派の行動は、自滅への扉になってしまっています。
やり過ぎず、おとなし過ぎず意見を通す難しさ
しかし、あまりおとなし過ぎるデモも、政府やマスコミに印象が薄く相手にしてもらえません。手は出さずとも、トラックで道を封じたりしても、道路交通法などで鎮圧されます。では、一体どんなデモ行進をすれば、政府側に不満を承諾させられるのでしょう。その最も有効とされる方法が、世界中にニュースとして流してもらう事が一番近道だと思います。法に抵触せず、過激なデモはせず、そんなぎりぎりを攻める内容でマスコミに取り上げてもらえるデモを起こせば、声は届くかもしれません。暴力や法に抵触する方法は絶対にやめましょう。
市民の一番の強み
これはやはり「数」ではないでしょうか。数だけは、市民側が絶対的なモノを持っています。しっかり警察に申請し、決められたコースを静かに歩いて意見をいう事は勿論ですが、その上で、数の力で圧倒するしかないと思います。それでも日本ではまず成功しないと思われますが。とにかく、一番の近道は選挙に行く事です。【若者が選挙に行かなければいけない理由】という記事も過去に挙げています。参考にしてみてください。
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