町から消えゆくゴミ箱
昔は公園にも普通にゴミ箱があり、そこにごみを捨てるのが普通でした。遊んでお菓子を食べた後に普通に捨てたりしていました。最近ではほとんど見ません。公園や海岸にごみ箱がなく、不法投棄が目につくようになりました。しかしそれは「ゴミ箱が無いから」が理由になるのでしょうか。何故行政は、公園からごみ箱を撤去する判断にいたったのでしょう。
不法投棄
原因は誰が見ても明らかですが、不法投棄でしょう。近年リサイクルが活発になり、分別という概念が定着してきたのも有るかもしれませんが、やはり不法投棄が主な原因でしょう。回収日じゃない時に家庭ごみを捨てたりとかした結果、行政からの信頼を失い、公園のごみ箱が無くなったのだと思います。
学校の焼却炉やコンビニの店外ごみ箱
昔はクラスで出たごみは、用務員のおじさんに渡して校内で焼却処分していました。しかし高学年になる辺りでそれが無くなり、プール下の倉庫に入れる事になりました。コンビニのごみ箱も最近は中に置かれるようになっています。本当に家庭ごみの被害が絶えないのでしょう。私達市民のモラルの問題だと思います。
夜に出してはいけないゴミ
ほとんどの行政では、ゴミは回収日の朝に出す事が努力義務にされていると思います。(とある市では逆に深夜回収にしているらしいですが。)理由として、深夜に出すと、放火される恐れがあるからです。放火犯が何か燃やすものが無いか探した時に、ごみは凄くいい標的になります。だから夜にごみを出してはいけないのです。これも私達市民のモラルの問題ですね。あとはごみの中身も関係していると思います。
ゴミ袋の指定と半透明はもここ数年の事
昔はゴミ袋に指定なんかなかったし、色も黒が普通でした。しかし、十数年前に人骨が入っていた事件がありました。それから行政は、ごみ袋の色を半透明にし、指定のモノを売る様になりました。今の若い人や子供さんはゴミ袋が黒だった事や自由だったことも知らないと思います。それは私達大人がモラルを忘れ、行政からの信頼を失った結果です。だから私たちは、「行政がゴミ箱を置かなくなった」のではなく「自分達市民が行政からの信頼を失った」と考え改善していくべきなのではないでしょうか。
海やキャンプ場や釣り場
不法投棄が多く、どんどん自由が制限されているそうですね。有料になったりして、ごみの処理などに充てているだとか聞きます。焚火も指定の場所で持ち帰る事を守れないから、禁止になったりしているのでしょう。ただし、しっかり守っている人も居るので、やはり色々な人に迷惑をかけ、悲しい結果になってしまっていると思います。なんだかんだ言って、最初から結局有料にして制限して管理するのが一番もめごとが生まれないかもしれません。難しいですね。
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