核武装しなければ守れない(?)
現在、アジアの国で、核武装が目につきます。世界が抑制するために制裁をかけても、それに反抗する様に、核開発を止めません。まるで1940年代の、軍艦などの武装化を進め世界から孤立を極め戦争に突入した大日本帝国を見ている様ですが。まぁ今回はこの話題は置いておくとして、こんな近隣国で核武装されているとなると、やはり不安な気持ちは分かります。
核を持てば守れるわけではない
核はあくまで「抑止力」であり、実際には使ってはいけない兵器、使ったら最後の兵器です。なので、結局は心理戦になるだけでしょう。核を持ってるならこちらも核を持てばいいというのは解決には向かわないはずです。ただ、だからと言って持たなくていい理由にはなりません。持って居ないより、持って居た方が、抑止にはなるわけですよね。もう超高速ミサイルとかいわれたら撃ち落とすのはほぼほぼ無理でしょう。発射前に兆候を見つける以外に回避方法は無いと思います。
一番良い平和な解決方法
「相手が兵器を持ったなら、こちらも兵器を持つことで抑止になり戦争がなくなる」という『+1には+1』という考えの人が多いという印象を受けます。勿論それも一理あると思います。それが有効に働く場合もあるでしょう。しかし、私が思う一番いいと思う方法は、『みんなでせーので兵器を捨てる事』です。そうすればすべてが0になり平等になります。+1に対して+1にしても確かに平等にはなりますが、それは平和な平等とは言えないのではないでしょうか。
世界が兵器を止めたら
各国の兵器の維持や開発に消費されている”莫大な税金”をすべて「科学分野」に投入したら、もうとっくに宇宙エレベーターや核融合発電は完成していたでしょう。カーナビなど、軍事兵器開発の過程で発明された物も有るのは確かですが、それ以上の科学的発展があったと個人的に思います。兵器で発展する科学とは、果たしてこれ技術や化学の進歩で近道と言えるのでしょうか。兵器に使われる税金を科学に投資していたら、新型コロナのワクチンももっと早く開発されていたかもしれません。分かりませんけど。
核兵器を0にするのは難しい判断
少しSF的な話になってしまいますが、核兵器は地球上の最強兵器として、現代は君臨しています。それは、地球上では全くいらない無用の長物です。しかし、今後地球は、宇宙生命体に攻撃を受けないと言えるでしょうか。もしかしたら宇宙人の大艦隊が攻めてくるかもしれません。その時、世界平和で全ての核兵器を処分してしまっていたとしたら、希望すら無くなるでしょう。勿論、宇宙人の大艦隊に地球の核兵器程度が効果あるかどうかは知りませんけど、人類的には、核兵器という希望が無いよりはマシではないでしょうか。そう考えると、核兵器をすべて処分するという判断は本当に正しいと言えるか難しい所ですね。
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