優しいという評価は何もしない人に言われがち
優しい人は、多くの場合怒らない人の事を指す場合が極めて多いと思います。勿論、それが優しさである場合もあります。しかし、本当に優しい人というのは、相手の為に怒ってあげる事の出来る人や、相手の為に何かをしてあげれれる人です。
何もしない優しい人とは
優しいと言われる人は、何をされても怒らなかったり、失敗して叱責されても反撃しない人が優しいと評価されますが、それはほとんどの場合間違いです。怒らないとか、反撃しないとか嫌がらせをしないというのは「0(原点)から-1にしないだけ」です。可もなく不可もなく、事なかれで適当に受け流す人が多いですが、これは優しさとは言いません。相手も不発で言いたいことも言えず、関係も何も改善しません。時が止まったままで、それ以上の人間的進展は一切なく、一生他人行儀のまま終わります。
本当に優しい優しい人
本当に優しい人とは、相手の為に怒ってあげる事が出来る人、何かをしてあげられる人です。怒ってあげるというのは、例えば、子供が泣くと祖母は子供にお菓子を上げます。しかし、その子を本当に愛して将来を考えている親は、我慢させて夜に晩御飯を食べさせます。この場合子供は祖母を優しいと思うでしょう。しかし本当に優しいのはどちらかは明白ですね。
他にも、仕事でいつも怒るけど文句を言いながらも対応してくれる有能上司と、何もしてくれないでミスになっても責めてこない無能上司のどちらが本当に優しいでしょう。世間では、無能で怒らない上司や、お菓子を上げる祖母が「優しい」と評価されます。
優しいと評価されるのが嫌い
私は、何もしていないのに、優しいと評価されるのが嫌いです。ただただ本当に何もしないで、差し当たりない対応をしているだけなので、叱責しながらも世話を焼いてくれて対応してくれる上司の方が、本当は立派に優しい人です。そういう人が嫌われて、私の様な事流れが優しいと評価されるのはおかしいと思います。嫌われてでも叱責してくれる人が本当に優しい人です。心得て下さい。
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