「あの店は店員の態度が悪い」とは。
コンビニで悪い態度をとられたとします。実際私の周囲でも、病院や商店で悪い態度を取られたと怒っている人がいます。権利としては当然だと思っていますし、落ち度は確実に店側にあります。対人関係の仕事をしている以上、全ての客に相応の対応をするべきだと思います。
なぜ悪い態度や対応になるのか
一番は、相手も感情がある人間だからというのが大きいです。悪い態度を取られた側のお客が、24時間365日精神を制御して対人関係で一切の失言や態度不良が無かったというのなら別ですが、そうでないなら、どうしても感情制御ができない時があるのは理解できるのではないでしょうか。
それと、冒頭でも言いました、「業者にとってあなたは100万人目の客」だからです。
医者はずっと医者をしていて、あなたにとっては初めての医者でも、医者にとって患者はあなたで100万人目です。店員はずっと店員をしていて、あなたにとっては初めての店員でも、店員にとってはあなたは100万人目の患者です。勿論、だからと言って悪い態度や対応を肯定できる理由にはなりません。
泣きわめく子供の親の対応評価も同じ
よく、店とかで泣きわめく子供に対して「かわいそう」と感じ、何もしない親に対して怒りを覚える人がいます。ハーネスなども最近話題になっています。しかし、それは子育て経験のない人や、ハーネスが無かった時代の子育て世代だった人が多いです。店で騒ぐ子供に対して、店内で見かけたあなたにとってそれはたまに見る光景ですが、泣きわめく子供の親にとって子供のぐずりは100万回目です。毎回完全な感情制御と教科書の様な教育や対応は出来ません。何故なら親も人間だからです。勿論、やり過ぎの放任の場合もあります。行政の指導するべき場合もあると思います。しかし泣きわめく子供に絶望しているのは親です。私は店内で泣きわめく子供がいた場合、全力で親を応援しています。個人の感想ですが。
店員や医者も人間であるという理解
態度や対応が悪いのを受け入れるべきと言っているわけではないです。ただ、理解できる部分もあるのではなでしょうかと提案しています。例えば私がコンビニでバイトしたら、100万個ある商品すべてに同じ陳列作業の対応は出来ません。人間だからです。1つくらいは手を滑らせるかもしれないし、疲れ果てておにぎりの置き方が若干雑になるかもしれません。ダメですけどね。でもそれは人間だからです。
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