既存の参考書の内容
人生で一度は参考書を買った事があると思います。参考書の内容というのは、1つの公式を丁寧に解説し、吹き出しやコメントで細かく分かりやすく書かれています。しかし、一般的に理解のある生徒や、下積みがしっかりしている生徒は、それを自分のモノにする事が出来ます。しかし、私の様に頭の悪い人間は、その説明だけでは分からないのです。
よく表紙に「わかる参考書」とか「初歩の初歩」とかありますが、それは最初の説明を少し細かくやっている程度で、あまり変わらないです。では、そういう生徒の為には、出版社はどの様な参考書を作ればいいのでしょう。
参考書に求められる説明
参考書は、1つの公式に対して1つの例題で説明してくれています。しかし、それでは分からない人間が居るんです。何故分からないか、それは「何を言っているか分からない」だったり、それが「何に使えるのか分からない」のです。まずこの悩みの意味が分からないかもしれません。理解できない人は、多分基礎知識とかが全然身についていないのでしょう。しかし、今更基礎からやっている時間は無いので、新しい公式は、とりあえず付け焼刃でも溶ける様になりたい。それにはどうすればいいか、そこで参考に求められる内容というのは『例題』なのです。
例題とその解説を鬼の様に欲しい
なら例題参考書を買えと思うかもしれませんが、それでは解説が不足しています。ただ答えを書かれても意味が分からないのです。その問題の過程が、なぜそうなったかを解説してほしいんです。
例えば、「弓」があるとします。頭のいい人や、基礎の出来ている人は、それが戦闘道具で、争いで使用するもので、弾力で弓を放って、先の鋭利な部分で攻撃すると聞けば、見れば、言われれば分かります。しかし、頭の悪い人間は、それだけでは使いこなせないのです。
ではどうすればいいか「例題」を鬼の様に欲しいのです。例えば、「対歩兵時は、近距離では弓を活かせない」「対鉄砲時は、鉄砲の方が早いので勝負にならない」「対鎧兵の時は使えない」「対騎兵の時は馬を狙う」「人間の力では〇〇mが限界」「先端を工夫すれば威力が上がる」「先端に毒を塗ると追加効果がある」などなど、例題を全部上げて解説してほしいのです。
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