転職を視野に農家の勉強.16

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2023年2月18日【みんなのはたけ 下島農園】

秋野菜の収穫を終え、「寒の起こし」という作業を行います。寒の起こしとは、土をかき混ぜる事で地中の病原菌や虫などを外に出し、寒さで退治するというものです。夏にやる作業と比べ効果は格段に落ちますが、やらないよりやった方が無難と言った感じらしいです。

「寒の起こし」の方法として、一般的なシャベルの掘る部分20Cmが目安になるそうです。あまり浅いと効果が薄いので、しっかり掘り返すように言われました。寒の起こしは2週間程度行い、その後に肥料をまいて畝を作り、寒気なので3週間ほど放置します。

第1畝

11月頃に植えた大根やカブですが、やはり時期が悪く、生育が満足になりませんでした。食べたらまずくはないですが、お店の味では無かったです。でも頑張って育ってくれたので感謝しています。貴重な経験が出来たと思います。

第2畝

茎ブロッコリーを育てていました。真冬にも関わらず、少し目を話していると直ぐブロッコリーが開花して花になってしまいました。そして凄く大量に出来るので、収穫も大変でした。最後に根元から抜く時も、凄く重くて大変でした。

あまり手間をかける事はありませんでしたが、強く大きく育ってくれました。収穫時期は大変でしたが、こんなすごい品種もあるんだなと勉強になりました。

第3畝

春キャベツと春レタスがあった所です。真冬に耐える品種で、寒い時に糖度を上げる事で凍る事を防いでいます。その為、冬に耐えて甘い野菜が出来ます。これに関しても、ほとんど世話することなく育ってくれました。冬に育つ野菜がこんな簡単に出来る事に感動しました。土が良いのも有るかもしれませんが。

夏野菜が夏に成長する力も凄いですが、秋冬野菜が冬を越す力も凄いと感じました。追肥以外ほとんど世話していないのに、凄い勢いで実を着けるブロッコリーや、どんどん大きくなっていくキャベツなど、生命の強さを感じます。ただ、植えた苗が良かったというのもあると思います。素人が種から育てたら、ここまで行かない気がします。

この【みんなのはたけ 下島農園】で支給される苗は、普通に「接ぎ木」みたいな高等技術が施されていて、とても素人が出来る仕様では無いです。こんな最初からチート使えるうえに、アドバイザーさんの管理下で育てれば、誰でもうまく行くのかもしれません。いつも大変お世話になっています。

 

続く。

 

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