転職を視野に農家の勉強.15

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2023年01月13日【みんなのはたけ 下島農園】

第3畝の状態

本日、真冬にしては暖かくなるという事で、追肥に適した環境と判断し、農作業に来ました。朝7時の状態なのですが、なんか先週と比べて急激に伸びた気がします。この大きさなら、間引きも必要ですね。
今日は、寒さで押し固まった土を「中耕(ちゅうこう)」して、微生物に酸素を提供したいと思います。農業用の鍬でマルチシートの穴から手を入れて小さく耕します。これで少しでも微生物の動きが活発になってくれるといいのですが。
作業後はしばらくビニールを開けておきました。中で空気がこもっていると、環境も悪くなり、光合成が滞るので。それと土に酸素を吸わせるためもあります。

やはり冬に夏野菜を育てるのは無理があるのかと感じました。夏と比べて成長スピードが全く違います。育っているのですが、全然成長しないです。なつならもうある程度大きくなっている時期ですが、まだこんな状態です。このまま冬を越してしまうかもしれません。やはり微生物が動かないと野菜も育ちませんね。土も構ってしまって、酸素も供給されていない感じがします。

一生懸命中耕して酸素供給していますが、マルチビニールを広げない様に小さい鍬を押し込んで耕すのは難しいです。根っこを傷つける恐れもありますので、あんまり大きく動かせません。

第2畝の状態

茎ブロッコリーが育ちすぎて花が咲いてきてしまいました。もう少し早く収穫していればよかったのですが、作物毎に収穫時期が違い過ぎて対応に手間取っています。とりあえず咲いてしまったものは切り取る事にしました。今度は適時にしっかり収穫して食べたいと思います。

ちょっと目を離すとめっちゃ出来てるので、逆に困っています。これ何でこんなに育つんでしょうかね。水もやっていないで、少し追肥しただけなのですが、どんどん実を着けます。生命力が強くて逆に手入れが大変です。こんなに寒いんですけどね。冬野菜の名は伊達じゃないと思いました。

第3畝の状態

今日のメインです。本日は、第1畝の春キャベツ、春ブロッコリー、苺の『追肥』を行います。見た目はもう収穫できるんじゃないかと思う程ですが、春に収穫となっているので、追肥をしてもう少し待とうと思います。苺については、葉っぱが赤いものが多いのが心配です、それと最近あまり白い花が出てきません。今日少しあったので摘み取りましたが、元気がないのかなと心配になります。

追肥の方法は以下の通りです。

鶏糞追肥の手順

①シャベルを持ってきて、苗から少し離れたところにシャベルを突き刺し左右に振る
②シャベルを刺したまま、土を引き裂き隙間を作る。シャベルは抜かない
③隙間に20ccの『鶏糞』を入れ込む。注)害虫の餌になるので周囲にこぼさない
④上から土をかけて漏れないようにする。
⑤最後に水をたっぷりかけておく

鶏糞を入れる場所は、野菜の根っこが育った先です。しかし、直接根っこに肥料を当てるのも良くないので、上手く見極めて適量を与える必要があります。周囲にこぼすと、そこに虫が湧くので、それも注意する必要があります。鶏糞は効力が強いので、多くあげすぎるのも良くないです。

苺がだんだん育ってきました。育つと言っても実をつけたわけでは無く、葉っぱの量が多くなった感じです。2月までは鼻を摘む指示が出ているので、見つけ次第摘んでいます。花と蕾の見極めも大変なのですが、とりあえずそれっぽいのを抜いています。果たして本当に実を着けるのか、心配になります。

 

 

続く。

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