レンタル畑を探して農業体験を
最初も話しました通り、まずは農業を知る事を始めたいと考えました。「転職考えてるなら今すぐ全部棄てて飛び込め!」と言われそうですが、私は確実に安定的に成功させる事と、家族を納得させる事の出来る説明も視野に入れているので、それなりの事前準備を徹底させたいのです。なので歩みが遅い事はご了承ください。
さて、畑ですが前回お話させてもらいました通り、まずは行政の庁が公認している畑を、行政のHPの農業頁から探します。条件は①経験豊富なアドバイザーが居る事。②出来るだけ家に近、移動や精神的に負担にならない事。③農具や苗や肥料など、素人向けに的確な資材を貸し出してくれているところ。など、本当に素人への支援が充実しているところを探します。子供の頃に、契約後好き勝手していい畑を借りたのですが、素人が肥料も畝も知らず、種や苗だけ買ってきて満足にできるわけもなく、不完全燃焼で終わった経験があります。なので、今回は多少高くても、お膳立てが充実しているところを選びました。
・経験豊富なアドバイザーが居て、素人への支援が充実している
・出来るだけ家に近く、移動や精神的に負担にならない事
・農具や苗や肥料など、素人向けに的確な資材を貸し出してくれている
契約したレンタル畑の仕様
結局、私の契約したところは、【みんなのはたけ 下島農園】家からは割と遠いですが、経験豊富なアドバイザーが居り、農具や肥料や苗が完全に揃っていて、栽培計画や進行状態も全て見てくれる所です。料金は一畳くらいの広さに畝を3つつくれる区画で、1年契約となり、契約金1万円の区画利用料7万円となっていました。これだけ設備や資材や人材がそろっていて、的確な指導をしてくれるので、私の感覚では月6000円は格安だと感じています。それと、農業に関する基本知識が学べる冊子もくれました。センスのある素晴らしい作りで驚愕しています。日記の頁も有り、大変重宝しています。
・農具や肥料や苗が完全に揃っている
・栽培計画や進行状態も全て見てくれる
・農業に関する基本知識が学べる冊子をくれた
・一畳くらいに畝を3つ、1年契約、契約金1万円の区画利用料7万円
子供の頃に親が借りた放置畑は本当に悲惨でしたので、そのギャップからも素晴らしさをより感じました。調べてみたところ、一応地方の有名企業が事業で運営しているらしく、そういう事も有り、充実した支援を実現できているのかもしれませんね。とりあえずスタートは最高かと思っています。
農業に関する基礎知識を学ぶ
畑探しと同時進行で行ったのが、農業に関する基本知識を得る事です。まずは専門書を探しました。あまり文字の多い専門書だと眠くなるので、適度に写真と絵と色が使われている本を探しました。探した内容は「土」「肥料」「基礎」を学べるものです。色々な本屋を周り、私が見つけた素晴らしく見やすく分かりやすい書籍が『図解 土づくり タネまき 植え付け(著者:ワン・パブリッシング編集部)』と『おいしい野菜がたくさんできる! 土・肥料の作り方・使い方(著者:柴田一)』です。カラーで分かりやすく、知りたい情報がてんこ盛りでした。同じ目的で本を探される様でしたら、凄くお勧めです。
この書籍には、肥料の種類や土の性質など図解で分かりやすく書かれています。畑の仕事をやって勉強するにしても、事前に知識が無ければ、質問も出来ませんし、言われた事も理解できません。実際に、本で蓄えた知識が、畑作業中に出てきたりしました。書籍と違う事もありました。そういう点を後日畑のアドバイザーさんに聞く事が出来れば、どんどん知識が増えていきます。ただし、アドバイザーさんに知識マウントを取らない様に、初見であるふりをしながら話を聞くのもなかなか難しかったりしますが。うまく関係を良く保ちながら、自分の農業の知識と経験を磨きたいと思います。
・『おいしい野菜がたくさんできる! 土・肥料の作り方・使い方(著者:柴田一)』
続く。
コメント