消毒したい範囲を考慮して位置を考慮
スプレー噴射というのは、製品によっては「ストレート」がありますが、基本的には「扇形(おうぎがた)」で使用すると思います。ハンドタイプも大型の物も基本的に拡散する扇形になりますよね。それを考慮して、噴射対象物に対して適切な位置で噴射する事が重要だと思います。それは効果や対象物の保護にも関わってくるでしょう。ニュースや私の周囲でも、ただ単に噴射しているだけの様に見えましたので、個人的なこだわり感覚で記事を書かせていただきます。
噴射時の「扇形」を計算に入れてください
例えば、手に噴射する時は、ストレートでも扇形でもいいと思います。それは手でこする事でまんべんなく馴染ませる事が出来るからです。問題は物体に噴射する時です。例えばテーブルを拭くために、布に噴射する時、布に対して最接近して噴射すれば、布の面積に対して除菌液が着いているのはごく一部だけです。それでテーブルを拭いても、効果があるのはその一部だけで、液が着いていない布はただの水拭きです。布に噴射するなら、ある程度離して、布の広範囲に満遍なく付着させるべきだと思いませんか。そうすれば全面に消毒液が着いているので、それで拭く事は大いに効果があるでしょう。当たり前だろと思うかもしれませんが、見ていて普通に超接近距離で噴射してテーブル拭いてる人とか見たりします。
旅行者の「行李(にもつ)」に消毒液噴射
この記事を書こうと思った切っ掛けのニュースですが、超々接近距離で大型消毒液噴射しています。あれではカバンはずぶ濡れなうえに、消毒効果は限定的な範囲のみでしょう。時間も液も労力も全て無駄になっています。本当に効果的に噴射するなら、ある程度距離を離し、扇形に拡散する範囲とカバンの大きさを考慮した位置で噴射する事でしょう。それが最も効率の良い労力もかからない噴射です。接近して噴射すれば腕を動かしまわす動作も必要になりますからね。もう何もかも全て無駄になっています。めんどくさがって何も考えずにやってかえって大変な事をしていると思います。
「ジェルタイプ」と「液体タイプ」の使い分け
もし範囲より濃度を考慮して、布に対して近い距離で噴いているなら、ジェルタブの方が良いかもしれません。それならジェルも潰れて布に染み渡ると思います。ただし、四角い布にジェルを6点垂らしたとしてそれをサイコロの6点の目と同じと考えれば、テーブルを拭いた時、除菌効果のあるのはサイコロの目の黒い点の部分だけです。噴射式で適切な距離から2.3回噴射すれば、四角い布の全面に効果的な除菌効果を付与した状態で拭く事が出来ます。イメージしにくいかもしれませんが。
それか、市販の除菌シートを使用した方がいかもしれません。あれはすでに除菌液に浸されているので、あれで拭けば効果があると思います。
感染対策を頑張りましょう
2022年1月現在、まだまだ私たちは、感染予防対策を頑張る必要がある様です。
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