人間の欲に際限がない

人間の欲。

人間には当然に、欲があります。あれがしたいこれがしたいといった欲望です。この欲望は自制心で抑えている分けですが、時間が経つと何故か解禁されてしまい、欲を満たそうとしてしまいます。しかし、その欲は一生満たされることがなく、際限なくどこまでも突き進んでしまう場合があります。

１日が２５時間だったらいいのに

こういう意見よく聞きますが、もし地球が１日２５時間になったとしても数年後には２６時間を希望していると思います。新東名高速道路が120km/ｈ制限になりましたが、数年後には140km/ｈを検討している事でしょう。身近な例でいうと、８ＧＢのＳＤカードが直ぐ一杯になるから１６ＧＢのＳＤカードを買ったとします。しかし、多分１２８ＧＢのＳＤカードまで検討する未来が容易に想像できます。この場合必要なのは大容量ＳＤカードではなく「捨てる技術」という事ですね。

魔法世界だったらめっちゃ勉強してる

多分していません。何故なら魔法世界に生まれていたら魔法が常識の世界です。魔法が当たり前で育った人間は、勉強が当たり前で育った世界と同じ結果になると思います。何故、勉強が当たり前の世界で勉強ができないのに、魔法が当たり前の世界で魔法が優秀になれるのでしょう。気持ちは分かりますが、根拠が乏しいです。正確にいうなら、勉強が当たり前の世界を経験して、その記憶を持ったまま魔法世界に転生して幼児から始めたら覚醒するという方が適切かもしれません。ちょっと話それましたかね。

「当たり前」が怖い

欲を満たす為に上を上を目指し続けてしまうと、とんでもない事になります。先週までラーメンに唐辛子１ふりで満足してたのに、今は１０ふりくらいしないと味を感じない。辛さが満足できないなど、どんどん深みにはまった行きます。私の先輩で、取引会社からもらったまんじゅうが甘くなかったという人が居たのですが、私が食べてみたところ普通に甘かったです。その先輩の甘さの欲求が心配でなりません。皆さんは気を付けましょう。