テレビ離れとは。
最近テレビの視聴率が凄く悪いそうです。それは、若者のテレビ離れが原因とされています。他のコンテンツが増えて来た事で、テレビを見る人口が減っているのも原因でしょう。しかし、その原因の中でも気になるのが「テレビがつまらなくなったから」というものです。テレビは本当につまらなくなったのでしょうか。
生活形態の変化要因説(昭和)
テレビ最盛期の昭和時代、各家庭にはテレビが1台だけあり、それを今でみんなで見て取り合っていました。日常漫画でもよく見る光景ですね。喧嘩はしつつも、家族みんなで1つの番組を見ていたのです。人が集まれば会話がります。話をします。内容はみんなで見ているテレビのモノです。人と見ながら意見や感想を言い合うテレビなんて、楽しそうだと思いませんか。それは内容が面白くなくても。感想を言い合い、時間を共有する事で楽しい時間になったと思老います。これが昭和時代のテレビのもたらす環境の一つです。
生活形態の変化要因説(平成)
テレビ離れが見えだした最近の生活形態はどうでしょう。各家庭に限らず、各部屋に1つテレビがある様な状態だと思います。好きな時に好きな番組を見る事が可能にはなりました。しかしそれは大体の場合、1人で見る事になると思います。どんなに大好きで面白い番組であろうと、1人で見る内容は、大勢で見るものより確実に劣ると考えます。意見を言う物も居ない、共感も反論もない状態で見るテレビ、面白いわけがありませんね。小学生の時に、テレビを見る授業が無かったでしょうか。その時に流れたCMは、クラスのみんなで爆笑しました。普段何気なく見ている普通のありきたりなCMでも、みんなで見るとこんなにも楽しいのです。最近はクイズや知識の番組が増えているので、それは尚更だと思います。
番組の内容に問題が無いわけではない
最近クイズ番組がとても目立ちますね。一番作りやすく時間を稼ぎやすいのかもしれません。それとか、面白動画や面白写真などもよく見ます。もっと練った企画で、しっかりロケに行ったりする事も重要なのかもしれません。YOUTUBERも、やり方はともかく体当たりでロケに行っていますね。やはりそういう部分は努力不足もあるのかもしれません。テレビ局側も視聴者の求める番組を考える必要があるのではなでしょうか。生活スタイルの変化だけでは、この視聴率低迷は説明できないと思います。
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