アクセルとブレーキの踏み間違い。
この踏み間違いは誰にでもあり得ます。今のところ私には無いですが、バックしようとして、ギアをDに入れたまま少し進んだ事はありますが、今のところ踏み間違いは無いです。事故のニュースなどでは高齢者に多くみられる事故とされていますが、若者でも踏み間違いはあります。だから踏み間違えること自体は、実は問題ではないのです。
踏み間違いの問題点
踏み間違いの問題点は、「対処」です。私がバックのつもりでDのまま後ろを向いて、ブレーキを離しアクセルを踏んだ時、前に進んでびっくりしましたが、私は直ぐに勘違いに気づき、迷いなくブレーキを踏みました。そうです。踏み間違いの問題は、「間違えてアクセルを踏んでいるという思考に行きつけない事」です。だから踏み続けてしまい、最悪の結果になる事故が後を絶たないのでしょう。
踏み間違いを気づく方法
若い人は考えるまでもなく、ほぼ反射の領域で対応できるのですが、高齢者となると、やはり慌ててしまい頭が真っ白になるのでしょう。自分が踏んでいるのはアクセルだと自覚を持った勘違いをしている可能性もありますが、どちらにしろ間違いに瞬時に対処できないのが大問題です。踏み間違いは問題ではありません。解決するべきポイントは、「間違えているという事に気づけない事」です
悲惨な事故の結果
東京の事故の後、飛行機でいうブラックボックスの様な、全てを記録する機械を搭載する義務が課されるそうですね。そうするとまた車の値段が上がってしまうでしょうが。しかし対処するべきはそこではなく、事故を起こさせないために何が出来るかだと思います。現在アクセルとブレーキを踏み間違えないペダルなどが開発されています。本来力を入れるべきはそこなのではないでしょうか。それと、やはり高齢者の自主返納を促せる様な街づくりが課題でしょう。自動運転もまだまだ先だと思います。
間違いは誰にでもある
問題は対応能力です。飲料水を飲んでいて、変な味がしたら飲むのを止めるでしょう。アクセルを離せないというのは、飲む行為を止めないで「え、不味い!どうしよう!不味い!」と言いながら口を開けてコップを傾けているのと同じ状態です。しかしこれがある条件下では思考が回らなくなってしまうのです。火事現場に居合わせた人が「おい!119番何番だ!!」とか言い出してしまうなど、異常事態になると人の思考は止まってしまうのでしょう。解決するべき社会の問題です。
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