耳が遠い人
お年寄りに多い「耳が遠い」という症状ですが、耳が聞こえにくいという風にとらわれがちです。しかし、問題は耳が聞こえにくいというよりも、「脳の処理」が関わっている可能性があります。それは、平成生まれの私でも個人的に耳が遠いと自覚する事が多くあるからです。それは基本的には脳がつかれている時という自己認識はあります。
耳が遠いという状態
音はしっかり聞こえているし、日本語であるのも理解できるのですが、その音の意味を処理できないというか、理解するのに時間がかかってしまいます。それが少し苦手な人だったり、急な会話だったりすると、脳内では①話しかけられた②どうしよう③答えなきゃなど、まず対面した心身変化の対応に脳内処理を使われてしまったりして、返事が遅れたり質問の内容を忘れたりしませんか。その更に重症なのが、耳が遠いという現象の正体だと勝手に思っています。
聞こえにくいとの違い
耳が聞こえにくくて聞き返すのと、処理が出来なくて聞き直すのは全く別で、落ち着いて考える事が出来れば、多分返答が出来るのだと思います。日本語としてとらえる事は出来ているのです。ただ前後の脈絡なく言われてしまうと、何について言われているのか該当する項目がヒットしないので、聞き返したり返答できなくなってしまいます。要するに、何度も言いますが脳内の処理落ちです。私の場合は夜勤で疲れた後とかによく発症します。ただ本当になんて言われたか分からない場合も有ります。
耳が遠い場合の対応
しっかり寝て脳を休める以外ないでしょうね。処理落ちしているわけですので、補聴器とかは全然関係ないんですよ。ただそれを見分ける方法が無いというか、どっちなのか調べるのは難しいと思います。簡単な日常会話をしてみて間髪入れずに会話が続くのであれば、多分聞こえてはいるんだと思います。それか、回答を求めず「今なんて言ったか分かる?」と聞いてみて、質問内容は答えられるなら、質問内容は聞こえているという事になると思います。
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