炎上した著名人でよく聞く台詞と認識。
なにか少し問題のある発言などをして、炎上する著名人がいます。私個人的には、その炎上内容は炎上する程かなと思う事が多いですが、それは私がその話題にあまり関わっていない立場だから他人事と感じてしまっている結果かもしれません。もっと生活に関わる身近な問題がきっかけの炎上なら、もっと感情が入るかもしれません。兎に角、著名人が炎上するとその人を公共電波に乗せる放送局に苦情が行くので「嫌なら見るな」という反論を聞く事があります。
「見るな」と命令できる権利はあるのか
普段見ている番組やラジオやネット動画をいつもの様に見ていて、その炎上している著名人が出てきたら、「嫌なら見るな」に従い、こちらが①チャンネルを変え②他の番組を探し③不快な気持ちを落ち着かせる。
何故こちらが”回避行動”しなければいけないのか
ではこちらも見ないので、その対象者は出演する番組などを事細かに周知徹底してください。何故こちらが、発見する度に①②③の動作をしてカロリーを消費しなければいけないのでしょう。不適切と思われる発言をして、勝手に不快に思った視聴者が悪いのでしょうか。確かに匿名で誹謗中傷するのは悪いと思いますが、それにしても、こちらが回避行動をとらなければいけない命令を下す権利が、その炎上著名人にあるのでしょうか。
初期鎮火の重要性
問題が発生した時、反論するのは、当事者がそれ程問題だとは思っていない事と、大炎上する事は無いと思っているからです。ほとんどの場合は大炎上せず時が経つと沈静化しますが、たまに炎上が広がる時があります。炎上が広まった後に「あの時に沈静化して謝っておけば」と思っても遅く、多くの人は「ここまで燃え広がるのがわかっていたら」と後悔します。この炎上の長期化がくせ者で、もし判断つかずに微妙な問題行動・問題発言をしてしまったら、もう落ち度を認めて謝った方が良いです。納得できない部分もあるかもしれませんが、沈静化できる最大の分岐点は問題発生時の瞬間です。少し前に話題に上がった皇族関係の問題に関しても、「ここまでなるなら400万円払っておけばよかった」と思っていると思います。これだけ大炎上した問題経緯や後遺症を考えたら、400万円で消せるなら安すぎる解決金と、今なら思えるでしょう。
SNSの誹謗中傷の落ち度割合
誹謗中傷の問題は、「個人情報を出さない匿名での叩き」にあると思います。これをされるのは、顔や個人名を出している著名人です。その著名人がテレビやSNSなどでする態度や発言に匿名の人間が匿名で攻撃する形となります。これに関しては誹謗中傷する側が悪いと思います。
しかし、顔出しや個人名だしの人は、それにより何かしらの得があるからしているわけです。何もなければそんな事をするはずがないからです。という事は、顔出しや名前を出しているから影響力や利益が生まれているわけで、顔出しによる恩恵を受けていると思います。だから顔出ししているわけで、メディアに出ていなければ絶対に叩かれていないはずなのです。そう考えますと、「罪」という面では匿名で誹謗中傷する側が絶対悪いですが「落ち度」という面で、顔出しで利益が出ている人の態度や言動に、絶対「落ち度」は無かったと言えるでしょうか。勿論、仲間内だけで顔出しして楽しんでた履歴を魚拓された場合もありますが。ネットに挙げるという事は、世界中の人間が見ているという事だと思います。
個人情報の公開は慎重に
なら昔から出ている芸人や有名人やアイドルはどうなのかとなると思いますが、彼らもだいぶ苦労していると思います。たまに昔のアイドルや有名人が週刊誌にピックアップされていますが、いい気分では無いと思います。多分家や家族なんかも一部には知られていますし、完全引退しても隠居する事は難しいと思います。個人情報の取り扱いや、顔出し動画配信に対しては、もう一度真剣に考えてから行ってください。現代社会では、後戻りはほぼ不可能だと思います。
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